※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
依頼者様は、東住吉区で30年以上続く老舗たこ焼き店の二代目店主です。父親が一代で築き上げたこの店舗を継ぎ、味や雰囲気を守りながらも、現代的な要素を取り入れて再スタートを切りたいという強い意志をお持ちでした。
店舗は古いながらも地元住民に親しまれており、固定客には恵まれていましたが、厨房機器の老朽化が進んでいたことや、照明や看板が古く見劣りする点が課題でした。加えて、若年層の新規顧客の取り込みにも苦戦しており、販促面での手法も大幅な見直しが必要だと感じておられました。
そんな中、小規模事業者持続化補助金の存在を知り、商工会から「店舗改装や販路開拓に活用できる制度がある」と案内を受けたものの、自分で書類を準備することに不安を感じ、実績のある当事務所に申請支援を依頼されました。
担当行政書士のコメント
依頼者様のように、事業承継と同時にリブランディングを図りたいとお考えの方にとって、小規模事業者持続化補助金は非常に効果的な制度です。今回は、①厨房設備の更新、②外観(看板・照明)リニューアル、③Web・SNSを活用した販促戦略の構築を軸に申請計画を練り上げました。
まず厨房設備については、旧型の鉄板や冷蔵庫の故障が増えており、これを省エネ型に更新することで調理効率が向上し、光熱費も削減できる見込みがありました。加えて、外観を一新することで「古い店」という印象を払拭し、新規来店のハードルを下げる戦略も加味しました。
販促面では、従来チラシや口伝え中心だった宣伝方法から脱却し、Instagramの開設とGoogleビジネスプロフィールの整備、LINE公式アカウントによるリピート促進策などを計画書に盛り込みました。スイーツ感覚で食べられる「だし醤油たこ焼き」や「とろ~りチーズトッピング」など、SNS映えする商品を中心に構成し、新たな客層の獲得も狙いました。
申請時には、事業概要・経営方針・今後の課題と解決策・経費の内訳を丁寧に整え、補助対象経費の妥当性を裏付ける資料も添付しました。結果として採択され、補助金で賄った費用により店舗の印象は大きく改善し、来店者数は目に見えて増加しました。地域密着型の飲食店が補助金制度を有効活用した好例となりました。
お客様の声
正直なところ、補助金なんて自分たちには縁のないものだと思っていました。父の代から続いているたこ焼き屋を引き継いで、今後どうやって若いお客さんにも来てもらえる店にしていこうか、悩んでいました。
たまたま商工会のセミナーで補助金の話を聞き、これはもしかしたら自分たちにも使えるのでは?と思って相談させてもらいました。申請書類が複雑で自力では無理だと感じていたので、初回相談の段階から全部をお願いしました。
こちらでは、私の考えや悩みを丁寧に聞いてくれたうえで、「こういう方向で書類を作りましょう」と方向性を明確にしてくれたのがすごく助かりました。厨房の入れ替えや外観のリニューアル、SNSの導入など、やりたいけど手が回らなかったことが実現できて、本当に感謝しています。
補助金の結果が出たときには、思わずガッツポーズしてしまいました。店舗の雰囲気もガラッと変わり、「前より明るくなったね」「インスタ見てきたよ」と言ってもらえる機会が増えました。これからも地域で愛されるお店にしていきたいと思っています。
