※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
M様はこれまで大阪市内でカフェを5年間運営されていましたが、コロナ禍を経て業態転換の必要性を感じ、「お酒を中心に提供しながら、落ち着いた雰囲気の中でお客様と会話を楽しめる空間を作りたい」という思いからバー業態への転換を決意されました。東住吉区で見つけた元カフェの居抜き物件が非常に好条件だったことから、即座に契約し、深夜営業を前提とした新たな事業を計画されていました。
しかし、店舗が深夜0時以降も営業する計画であったため、風営法に基づく「深夜酒類提供飲食店営業届出」が必要なことを知り、ご自身で警察署のホームページを確認したものの、図面作成や営業方法書の記述、構造基準に関する情報の難解さに強い不安を覚えられました。そこで「東住吉区 深夜営業 届出 行政書士」と検索し、当事務所の解決事例ページを確認されたうえでご連絡をいただきました。
初回の相談では、これまでのカフェ運営経験や物件の構造、希望する営業スタイルを丁寧にヒアリングし、警察署への届出に必要な内容とスケジュールを詳細にご説明しました。M様は「これだけやってもらえるなら、安心して任せられる」とおっしゃり、その場で正式にご依頼をいただきました。
担当行政書士のコメント
M様の店舗は、以前カフェとして営業していた物件を再利用する形でしたが、深夜営業となると警察署が求める基準に適合させるための調整が必要でした。とくに東住吉警察署は、住宅エリアに隣接する店舗に対して「音響設備の制御方法」「出入口の照度」「避難経路の明示」に厳格な姿勢を持っており、事前の構造把握と図面作成には細心の注意を払いました。
まず、現地調査では店舗内の照度をルクスメーターで測定し、客室内の一部で基準に満たない箇所を特定。補助照明の導入とその配置位置を店舗設計図に反映させました。音響設備については、スピーカーの向きと音量管理方法を営業方法書に詳細に記載し、防音パネルの設置についても助言しました。避難経路については、元カフェ時代には明示されていなかった導線を、図面上で明確に表示し、緊急時の動線を確保できる状態に修正しました。
営業所平面図・求積図・照明音響設備図・避難経路図を正確に作成し、営業方法書では、スタッフの配置体制、緊急時の対応マニュアルなど、警察署のヒアリングでよく確認される項目を事前に盛り込んで準備しました。添付資料として必要な住民票や身分証明書、法人での申請の場合には登記簿謄本なども当事務所がすべて取得し、M様には最低限の負担で届出が行えるように段取りしました。
提出当日は、私がM様に同行し、東住吉警察署での質疑応答にも対応。準備段階で構造・照度・運営方針に関する説明書類を揃えていたため、補正の必要もなく、一度の提出で受理されました。スムーズな届出が実現できたのは、M様の迅速な判断と、過去の運営経験を活かした事前準備の徹底によるものです。
お客様の声
正直に言うと、最初は「深夜営業の届出くらい自分で何とかなるかな」と軽く考えていました。でも実際に調べ始めてすぐに「これは自力では無理だ」と気づきました。届出に必要な図面の種類が多く、照度の基準や音響の制限まであるなんて全く知らなかったので、すぐにプロにお願いすることを決めました。
行政書士の先生は、最初の相談から非常に親身に対応してくださり、こちらの希望やスケジュールもすべて考慮してくれました。現地調査では、実際の照明の明るさまで測ってくれて、その場で「ここに照明を足せば大丈夫です」と具体的なアドバイスをいただけたのが本当に安心できました。
また、警察署への同行では、担当官の質問にもすぐ対応していただき、私はただ隣で聞いていれば良いだけという状況で、まったく不安なく申請を終えることができました。今では、深夜にふらっと立ち寄ってくれる常連さんも増え、念願だった雰囲気の良いバーが形になったことにとても満足しています。次の展開があるなら、またぜひお願いしたいと思っています。