※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
K様は長年IT業界で勤務されていましたが、地域密着型の店舗を自ら経営したいという想いから、独立を決意。大阪市城東区の住宅地と商業施設が混在するエリアに、雰囲気のよい新装テナントを見つけ、バーとしての開業準備を始められました。
開業のプランを立てる中で、深夜帯の営業を前提としていたK様は、友人から「警察への届出が必要」との助言を受け、「深夜酒類提供飲食店営業届出」の存在を知ります。調べるほどに構造要件の複雑さ、図面作成の専門性、警察署対応のハードルの高さに不安を抱え、「城東区 深夜営業 行政書士」と検索。当事務所のサイトを見つけ、ご相談いただきました。
初回のヒアリングでは、現地調査から届出スケジュール、必要書類の流れまでを詳しく説明し、「プロに任せた方が確実だ」とその場で正式にご依頼をいただきました。
担当行政書士のコメント
城東警察署は住宅密集地に隣接する物件が多いため、深夜営業に関しては特に「音響・照明設備」「避難経路の確保」「客室構造」に対して慎重に確認を行う傾向があります。K様の物件も2階という立地上、避難動線や入口の照度管理が重要なポイントでした。
当事務所ではまず、現地を訪問して店内の構造と設備を詳細に確認。そのうえで営業所平面図、求積図、音響・照明設備図、避難経路図を作成し、警察署の基準に完全に対応した状態に整えました。特に照度についてはルクスメーターで実測を行い、不足箇所には補助照明の設置を提案。音響設備の位置とボリューム管理についても営業方法書に詳細を記載しました。
書類面では、営業者の住民票、身分証明書、営業方法書などを一括管理し、K様には最小限のご負担で手続きを進めていただけるよう配慮しました。届出当日は同行し、城東警察署の担当官との質疑応答にも対応。補正や追加提出を求められることなく、その場で届出が受理されました。
お客様の声
お店を開くという夢を形にする過程で、「警察に届出が必要」と知ったときは本当に焦りました。最初は自分でやろうと調べてみたのですが、図面の種類も多く、法律用語も難しくて、すぐに「これは無理だ」と感じました。
そんなときに出会ったのが先生のサイトでした。すぐに相談したところ、丁寧に話を聞いてくださり、「ここまでやってくれるのか」と驚くほど全面的に支援していただきました。内装工事と平行してスケジュールを管理してもらえたので、無駄なく準備ができたのも本当に助かりました。
今では、地元の方を中心にたくさんのお客様にご来店いただいています。深夜営業ができたことで、仕事帰りの常連さんも増えました。先生には本当に感謝しています。次に2店舗目を出すときも、絶対お願いしたいと思います。
