※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
U様は門真市で焼肉店を経営し、地域住民やビジネスマン、ファミリー層から親しまれていました。しかし、近年の人手不足により、調理補助やホールスタッフの確保が困難になり、営業体制の維持に課題を抱えていました。
そんな中、アルバイト勤務していたミャンマー人留学生Tさん（20代・男性）が、誠実な勤務態度と日本語での丁寧な接客、調理スキルで店舗運営に大きく貢献しており、卒業後も正社員として長く働いてもらいたいと考えるようになりました。
U様は「飲食店で外国人が正社員として働き続けられるのか」「特定技能ビザの取得方法がわからない」と悩み、「門真市 飲食店 特定技能ビザ」「外国人 正社員採用 門真市」などで検索。当事務所の外国人雇用サポート実績や地域密着の支援事例をご覧いただき、相談に至りました。
初回相談では、外食業での特定技能ビザ取得に必要な条件や試験、雇用体制の整備、卒業から正社員雇用までのスケジュール管理など、詳細にご説明しました。U様とTさんは「門真市で長く働き続けたい」という思いで申請準備を開始しました。
担当行政書士のコメント
特定技能ビザ取得には、外食業特定技能1号評価試験の合格と日本語能力試験N4以上、そして雇用側の適切な受け入れ体制が必要です。Tさんは在学中に試験対策を進め、無事に必要条件をクリアしました。
U様には、雇用契約書や労働条件通知書の整備、社会保険加入、就業規則、労務管理体制の構築など、外国人雇用に求められる準備を進めていただきました。また、門真市という地域性を活かし、地域住民や観光客への多文化対応、地域イベントでの出店など、地域貢献の姿勢も申請書類に盛り込みました。
これらの準備を経て、申請から約1カ月半で特定技能ビザが許可され、Tさんは卒業後すぐに正社員として勤務を開始。現在では、調理や接客だけでなく、新メニュー開発や外国人観光客向けサービスでも活躍しています。
お客様の声
最初は「本当にビザが取れるのか？」と半信半疑でしたが、先生に相談して「外食業でも特定技能ビザなら取得可能です」と丁寧に教えていただき、安心してお願いすることができました。
Tさんはアルバイト時代から責任感が強く、卒業後も正社員として働いてくれることで、お店の運営が安定しました。最近は外国人観光客も増えており、英語やミャンマー語で対応してもらえることが店舗の強みになっています。
初めての外国人正社員採用で不安もありましたが、手続きを一つずつサポートしていただき、無事にビザ取得まで進められました。今後も特定技能ビザの更新や、新たな外国人スタッフの採用を検討しているので、その際にもまたお願いしたいです。門真市で地域に愛される焼肉店を、これからも目指していきたいと思っています。
