※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
N様は大阪府富田林市で長年勤めてきた飲食業界での豊富な経験をもとに、自らの店舗を持つという夢を実現するために居酒屋の新規開業を計画されていました。物件の契約を無事に終え、内装工事も着々と進み、いよいよ開業日が目前に迫る中、営業許可に関する最終確認をしていたところ、「飲食店営業許可」が未取得であることに気づかれました。さらに、営業時間が深夜に及ぶ予定であったため、「深夜酒類提供飲食店営業開始届出」が別途必要であるという点にも、その段階でようやく気づかれたのです。
この時点で開業予定日まで残された期間はごくわずかで、申請から受理、検査、許可取得までを通常のスピードで行っていては到底間に合わない状況でした。N様は非常に強い焦りと不安を抱えながら、急ぎインターネットで解決策を探し、「富田林市 居酒屋開業 飲食店営業許可 行政書士」といったキーワードで検索。当事務所のホームページにたどり着かれ、地域密着でスピード対応に定評があることをご覧いただいたうえで、「今からでも間に合う可能性があるなら、ぜひお願いしたい」と即日ご連絡・ご依頼をいただく運びとなりました。
担当行政書士のコメント
ご相談をいただいた時点で、開業予定日までわずか2週間という非常に厳しいスケジュールであることがわかりました。しかし、N様の「どうしてもこの日に開業したい」という強い意志に応えるため、当事務所としても全力で対応することを即決いたしました。まずは富田林市保健所への飲食店営業許可の申請に向けて、厨房設備や手洗い場、換気扇、防虫防鼠対策など、必要な衛生要件が満たされているかどうかの現地確認を即日で実施しました。確認の結果、いくつかの改善点も迅速に修正いただいた上で、当日中に必要書類の作成に着手し、ミスのないよう細心の注意を払って保健所への申請を完了させました。
さらに、深夜営業に関しては、富田林警察署との事前相談を急ぎ行い、防犯カメラの設置や防犯計画書の作成、店内レイアウトの確認など、警察署からの指摘事項が出ないよう事前にしっかりと対策を講じました。その上で必要書類をスピーディに整え、提出・受理までを一気に進めることで、手続き上の遅延リスクを最小限に抑えました。N様には、できるだけ事務的な負担をかけず、店舗準備に集中していただけるよう配慮し、必要な確認事項だけを効率的に行っていただきました。最終的に、申請からわずか約2週間という短期間で、飲食店営業許可と深夜営業届出の両方を無事に取得し、N様の開業予定日を一切遅らせることなくサポートを完了することができました。
お客様の声
正直なところ、ここまでギリギリになっているとは自分でも想像しておらず、営業許可や届出の申請がまだだったと気づいたときには、もう開業は諦めなければならないかもしれないと本気で絶望しました。準備の大半を終えていたにもかかわらず、肝心の許認可が未対応だったことに気づいたときの衝撃は、今でも忘れられません。しかし、そんな時にこちらの行政書士事務所さんのホームページを見つけ、藁にもすがる思いで連絡したところ、すぐに対応してくださり、しかもこちらの事情を丁寧に聞き取りながら、非常にスムーズかつスピーディに手続きを進めてくださいました。特に印象的だったのは、こちらが何をすべきかを明確に示していただき、細かい書類の内容や手続きの流れも一つひとつ丁寧に説明してくださった点です。全体を通してとても安心感があり、「この人に任せていれば大丈夫だ」と心から思えました。結果として、無事に予定通り開業を迎えることができ、初日には近所の方々を中心に多くのお客様にご来店いただき、大盛況でスタートを切ることができました。本当に感謝しかありません。もしあの時、こちらの事務所と出会っていなければ、今の自分の店は存在しなかったと思います。