※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
A様(40代・男性)は、「大人が安心してくつろげるラウンジを豊中市で開業したい」という想いを抱いておられました。接客業のご経験が豊富で、サービス面には強い自信をお持ちでしたが、初めての店舗開業ということもあり、手続き面に不安を感じておられました。
特に、ラウンジという営業形態は風俗営業法(風営法)の規制対象となるため、通常の飲食店営業許可に加えて、「深夜における酒類提供飲食店営業開始届」や「接待飲食等営業の許可申請」が必要になります。A様はインターネットで「ラウンジ 開業 豊中 風営法」などのキーワードで情報収集をされていた中で、当事務所のホームページをご覧になり、「ここならトータルでサポートしてくれそう」とお問い合わせくださいました。
A様の一番のお悩みは、「何から始めて、何をどこに、いつ申請すればいいのか分からない」という点でした。さらに、風営法に関わる許認可は、用途地域の制限や保全対象施設との距離、建物の構造など厳しい要件が課されており、「どんな物件を選べば許可が下りるのかすら分からない」と戸惑っておられました。
そのような背景から、許認可申請にとどまらず、物件選定や警察署との事前相談、申請スケジュールの管理まで含めた“ワンストップサポート”をご提案し、正式なご依頼をいただくこととなりました。
担当行政書士のコメント
ラウンジの開業には、飲食店営業許可・深夜酒類提供飲食店営業届・風営法の許可申請という3種類の許認可が必要になることが多く、それぞれの手続きが独立しているため、進行管理に高い専門性が求められます。とくに大阪府豊中市のような都市部では、風営法上の営業可能地域が限られているため、物件選定の段階から法的要件をクリアする必要があります。
まずは豊中市の都市計画情報をもとに、営業可能な用途地域かつ保全対象施設(学校、病院、保育施設など)との距離基準を満たすエリアを特定。現地調査を行い、周辺環境と建物の構造要件を確認しました。A様とともに物件の内見に同行し、厨房設備や客席構成、換気・照明の配置などが基準を満たすかどうかを1件ずつチェックしました。
物件決定後はすぐに、飲食店営業許可に向けて保健所と協議し、図面作成、排水・手洗い・衛生設備の配置チェックなどを実施。必要に応じて内装業者とも連携し、保健所が求める構造基準を満たすようアドバイスと調整を行いました。
同時に、深夜酒類提供届と風営法許可に必要な営業概要書・図面・音響・照明・遮音構造などの確認を進め、警察署との事前相談を複数回実施。疑問点はその場でクリアにし、申請がスムーズに受理されるよう書類を精査しました。
各申請の進行はすべてスケジュールに基づいて逆算管理し、A様のご希望される開業日に間に合うよう、調整と提出を行いました。結果として、全ての許可・届出を開業日までに取得することができ、安心して営業を開始していただけました。
お客様の声
「ラウンジをやりたい気持ちはあっても、何をすればいいのか全く分からず、本当に不安でした。ネットで調べてもバラバラな情報ばかりで、結局どうすれば許可が取れるのか分からなかったんです。でも、こちらの事務所に相談してからは、全部がクリアになっていきました。
特にありがたかったのは、物件選びの段階から一緒に確認してもらえたことです。営業ができる地域か、学校や病院からの距離は大丈夫か、厨房の広さはどうか…。素人の自分だけでは見落としていた点を全部チェックしてもらえたので、安心感がありました。
警察署への事前相談も一緒に行ってくれて、必要な書類もすべて用意してもらえたので、本当に助かりました。希望通りに開業できて、今では毎日笑顔でお客様と接することができています。
豊中市でラウンジを開業したい方には、絶対にこちらの行政書士さんをおすすめします。次に2店舗目を出すときも、また必ずお願いしたいと思っています!」