※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
大阪府茨木市にお住まいのY様(40代・女性)は、長年の夢だったスナックの開業を実現するため、物件契約や営業許可の準備を進めていました。しかし、スナックの営業には通常の飲食店営業許可に加えて、風俗営業許可(深夜酒類提供飲食店営業届出)が必要であり、法的なハードルの高さに直面されました。加えて、接客経験のある外国人スタッフを採用したいというご希望もあり、在留資格の適法性についても不安を抱えておられました。
店舗は大阪府茨木市の繁華街に位置しており、立地としては理想的でしたが、開業までのスケジュールが限られていたため、迅速かつ正確な法的対応が求められる状況でした。Y様は「茨木市 スナック開業」「茨木市 風俗営業許可申請」といったキーワードで検索した結果、当事務所の実績紹介ページを見つけ、すぐにお問い合わせくださいました。初回面談では、開業希望時期、物件の用途地域、契約条件、雇用予定スタッフの国籍とビザ状況などを丁寧にヒアリングし、最適なサポートプランをご提案することとなりました。
担当行政書士のコメント
本件では、風俗営業許可の取得、外国人スタッフの適法な雇用、そして店舗賃貸契約のリスクチェックという3点において、迅速かつ的確な対応が求められました。
まず、風俗営業許可申請および深夜酒類提供飲食店営業届出については、大阪府茨木市内の営業可能区域であることを確認し、警察署の定める立地基準(学校や病院との距離)や構造基準(店内の見通し、照度、出入口の数など)をすべて満たすよう店舗レイアウトのアドバイスを実施。必要書類を正確に準備し、事前相談を綿密に行うことで、スムーズに許可を取得することができました。
次に、外国人スタッフの雇用については、接客業務が可能な在留資格かどうかを慎重に確認。結果的に「日本人の配偶者等」のビザを保有していることを確認し、適法に雇用できる体制を整備しました。また、在留カードの確認手順、契約書への記載事項、採用後の留意点についても具体的に助言し、将来的なトラブル予防にもつなげました。
さらに、店舗の賃貸契約については、深夜営業の可否、用途地域、原状回復義務、違約金条項などを詳細にチェックし、宅建士の視点から問題点を洗い出しました。特に、物件オーナーとの交渉が必要な箇所については、修正提案を行い、契約内容の不利益を排除することに成功しました。
お客様の声
「スナックの開業を決めたときはワクワクしていた反面、風俗営業許可とかビザのこととか、正直何から手を付けていいかわからず不安だらけでした。でも先生に相談してからは一つ一つ丁寧に導いていただき、本当に安心できました。申請書類もすべてお任せできたし、外国人スタッフの在留資格の確認も的確で助かりました。契約のリーガルチェックも、素人では気づけない点ばかりで、交渉までしてもらえて心強かったです。茨木市でスナックを始めたい人がいたら、絶対こちらをおすすめします。ありがとうございました!」